研究室通信

放送大学・白鳥潤一郎研究室(国際政治学/日本政治外交史)のブログです。

気が付けば5月半ばですが……

 目の前の諸々に追われている内に新年度が始まり、そして授業日もあって全く実感のないままにゴールデンウィークも終わり、気が付けば5月も半ばです。

 さて、facebookTwitterには書きましたが、4月1日より立教大学法学部に助教としてお世話になっています。前職の北海道大学大学院法学研究科講師と同じく、このポストに自分が就くとは思ってもいませんでしたが、着任してみると不思議としっくりくるものです(周りの方がどう思っているかは不安が残りますが……)。

 思いもしなかったポストというだけでなく北大講師と共通点が多いポジションで、①任期付(前回は当初1年5ヵ月が結果として2年に、今回は任期1年で更新2回まで)、②授業をいくつか担当しつつも研究に集中できる環境、③素晴らしいファカルティ・メンバー、④前任者の皆さんがすごい、⑤主要な駅に近い、といったことが思い浮かびます。

 テニュアポストまでの道のりはなかなか遠いですが、30代前半のこの時期に(金銭面を気にすることなく)研究に集中できる環境を頂戴する機会は決して多いことではありません。初心に立ち返って頑張ろうと思います(あと池袋駅周辺の美味い店と酒場を開拓したい)。

 研究面では博論提出直後から約束している某新書の原稿、そして2冊目・3冊目の研究書に向けて調査と執筆を本格的に進める予定です。修士課程以来の研究テーマである戦後日本の資源外交に加えて、差し当たりは初期の経済サミットにおける日本外交について集中することになりそうです。

 その他、昨年度に引き続いていくつかの非常勤が継続となります。池袋・日吉・九段下、それから史料調査と研究プロジェクトの関係で行く六本木界隈にはちょくちょく出没する予定です(札幌にも引き続き出没予定です)。